設立主旨

地球環境問題は深刻化し、地震や異常気象による大規模災害も増え、世界での戦火も絶えることなく、およそ8億人の人々が飢餓に苦しんでいます。資源、食料、水、地球環境の有限性もあらためて問題になり、世界が連帯して取り組むことが求められています。少子化および超高齢化が急速に進行する中で、単身者の増加など世帯人数の減少に伴い、人と人のつながりの希薄化が急速に進み、地域コミュニティの脆弱性が高まっています。

コープみらいは、食の安全と安心を第一に、コープデリ宅配事業や店舗事業等を通して食卓に笑顔をお届けし、組合員のくらしに生涯にわたって貢献します。コープみらいの社会活動は、地域と組合員のくらしの変化を踏まえ、地域社会から生まれたくらしの要望・課題を、地域の団体・人とつながり、地域の多様性を認識し、事業と活動の広がりと取り組みの進展の中で解決することをめざします。

コープみらいがこれまで進めてきた社会で有益な活動・事業を推進している団体を幅広く表彰・助成する「社会貢献助成」を継承し発展させるため、コープみらいの「社会貢献基金」をベースにした基本財産として引き継ぎ、それを基盤とした一般財団法人を設立します。

本法人は、食の安全・安心と食育活動、環境保全、高齢者福祉、児童・青少年福祉及び被災地(者)支援に関する諸活動並びにそれらの活動への助成等の事業を行い、「食卓を笑顔に、地域を豊かに」することに寄与していきます。