コープみらい財団からのお知らせお知らせ

2018年01月01日

新年のごあいさつ

小林理事長の写真

明けましておめでとうございます。

コープみらい社会活動財団(以下、財団)は組合員の皆様のご理解とご支援のおかげで昨年も着実な歩みを進めることができました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

さて、昨年の財団の一番の話題は「奨学金事業」の開始です。現在、奨学金応援サポーターを募集中ですが、年内すでに組合員約8,000人から毎月約300万円の口座引き落とし登録をいただきました。奨学金事業を支える財政的基盤を整える上で、大変に大きな金額になり、力強い応援をいただいています。心から感謝申し上げます。来月2月より奨学金申し込みの申請がスタートしますが、当初想定していた給付人数の枠を広げられる可能性が出てきましたので、現在その方向で検討を進めています。

国連は2030年に向けた「持続可能な開発目標(SDGs)」を定めました。そしてそのメッセージは「誰一人取り残さない」です。私たちの事業と活動のステージは私たちの住む地域です。そこにはその地域の困り事や心配事、ちょっと手を貸してらえれば助かる事、また力を合わせてとりくむ問題等がたくさんあります。そうした問題から目を背けず、関与し、参加し、影響を与えていく、そのような地域からSDGsの目標に近づく実践を財団としても大切にしていきたいと思います。

今年度の「コープみらい くらしと地域づくり助成」は124団体、「コープみらい地域かがやき賞」は97団体から応募があり、それぞれ過去最高の数となりました。高齢者・子育て・障害者・福祉・介護・貧困・教育・文化・環境・ジェンダー・平和等々実に多彩なテーマの取り組みです。これはまさに「地域におけるSDGs」の実践の参画と連携の輪が大きく広くひろがっている証であり、大変嬉しいことだと思います。

2018年年頭にあたり、財団は今年も組合員の皆様の声を受け止めながらより充実した歩みを進める決意を述べ新年のご挨拶とさせていただきます。
本年も皆様のご理解とご支援を引き続きよろしくお願い申し上げます。

コープみらい社会活動財団
理事長 小林 新治