2018年03月16日
地域の社会づくりに貢献し、課題解決に尽力した団体を表彰しました3月10日、「コープみらい地域かがやき賞」「コープみらいかがやき大賞」の合同表彰式をコープみらいコーププラザ秋葉原(東京都千代田区)で開催し、受賞9団体に表彰と副賞を贈呈しました。
「コープみらい地域かがやき賞」「コープみらいかがやき大賞」は、コープみらい財団が、千葉県、埼玉県、および東京都内で豊かな地域社会づくりのために活動している市民団体を応援するために設けられた表彰・助成制度です。
2017年度は「コープみらい地域かがやき賞」に97団体からの応募があり、地域の課題解決のために優れた活動・事業に尽くしている団体の功績から、コープみらい財団が決めた各都県本部の「地域かがやき賞選考委員会」にて9団体を選定。9団体の中から、特定非営利活動法人いちかわ市民文化ネットワーク(千葉県市川市)を「コープみらいかがやき大賞」として選定し、表彰いたしました。
「障がいのある人ない人、子どもも大人も一緒になって創って楽しむミュージカルを開催しています。"面白い活動は人を街を元気にする"と思っています。閉じこもりがちな障がいのある子どもが、舞台に立って拍手喝采を浴びると、観客からエネルギーをもらって元気になるんです!大賞をいただいたことを励みにこれからも続けていきます」
同席した劇団員のお子さんからも「ありがとうございます。ずっと頑張りがんばります!」と元気な挨拶をいただきました。
「東日本大震災から明日で7年。人々が力を合わせて助け合ってきたことが、復興の原動力となっています。日々、地域の課題を掲げながら解決に向けて活動される皆さんと共通しています。皆さんを顕彰することはとても大事なことと感じています」
コープみらい財団の小林新治理事長
「活動は継続することに意味や価値があります。活動を継続するには、サービスや商品を受ける人たちの満足度を高めるという視点も大切。そして、支援者に自分たちの活動の意味を語れること、関心のない人にも発信して理解を広げること。そうすることで支援の輪が広がっていくと思います」
埼玉エリアの選考を務めた、埼玉新聞社の小川秀樹代表取締役社長
「地に足をつけ、地道に歩み続ける皆さんをこれからも応援していきたいと思います。今日のこの機会が、お互い元気に、笑顔あふれる活動を続けるための交流の場になることを期待しています」
コープみらいの新井ちとせ理事長
コープみらい財団ではこのほか、市民団体の取り組みを助成する「コープみらいくらしと地域づくり助成」(事前助成)の助成制度を設けています。2017年度は124団体から応募があり、60団体への助成を決定しています。