コープみらい財団からのお知らせお知らせ

2024年01月01日

新年のごあいさつ

永井理事長の写真

新年あけましておめでとうございます。

コープみらい社会活動財団(以下財団)は組合員の皆様や地域の皆様のご支援、ご協力のおかげをもちまして、この1年歩みをすすめることができました。心より感謝申し上げます。

昨年5月に新型コロナウイルスの分類が変更され、普段のくらしに戻りつつありますが、国民生活への影響は残っています。さらに、この間の相次ぐ物価の高騰により、国民のくらしは一層厳しさを増しています。

このような中、財団の中心的な活動の「ひとり親家庭の高校生への奨学金給付事業は6年目を迎え、292人の卒業生を送り出すとともに、670人の新たな奨学生を迎え、奨学生の合計は1,410人と大きく前進することができました。

奨学生を支えていただいている「奨学金応援サポーター」はこの1年で約4,000人増加し28,000人を超える広がりとなりました。生活に困難をかかえている「ひとり親家庭の子どもたち」を応援したいという、組合員の助け合いの気持ちの輪が大きく広がっています。改めて感謝申し上げます。
引き続き、より多くの子どもたちに奨学金の給付ができるように取り組みをすすめていきたいと考えています。
また、コープみらいでは、組合員のご家庭にある「はがきや切手」を回収し、換金したお金をもとに、新たに「子ども・子育て支援基金」として、2023年度も中央共同募金会と共同で「子ども・子育て支援助成」に取り組むとともに、海外の子どもたちを支援する団体への寄付を行いました。
2024年度も国内外の「取り残されている子ども、取り残される恐れのある子どもたち」を支援する団体への支援を行っていきます。

紛争による平和への不安、エネルギーや生活物資の相次ぐ値上げなど社会やくらしへの不安が広がっています。
コープみらいとコープみらい財団はSDGsで掲げている「誰ひとり取り残さない」社会をめざして、「人と人との助け合い」を通じて、社会的課題の解決に取り組んでいきたいと考えています。
本年も皆様の変わらぬご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。

コープみらい社会活動財団
理事長 永井 伸二郎