2025年05月13日
40年目、埼玉県交通安全対策協議会「交通遺児援護基金」に寄付4月30日、コープみらい社会活動財団(以下コープみらい財団)は埼玉県交通安全対策協議会「交通遺児援護基金※1」へ10万円を寄付し、埼玉県より感謝状をいただきました。
コープみらい財団では、事業者として交通安全および交通遺児を支える取り組みに寄与するため、1986年から同基金への寄付を毎年行っており、今回で40回目※2。これまでの寄付総額は586万円になりました。
埼玉県庁で行われた寄付金の贈呈、および感謝状贈呈式で、コープみらい財団の永井伸二郎理事長は、「コープみらいの宅配トラックは県内で1,200台以上が毎日走行している。『食の安全』はもちろんだが、『交通安全』も最優先の課題だ。幼稚園や保育園で交通安全教室を行っている。コープみらい財団では奨学金事業を行っているが、給付を受ける高校生の中には交通遺児もいると思う。子どもたちへの啓発活動とともに、これからも寄付活動を継続して交通遺児たちをサポートしていきたい」と挨拶。
県民生活部防犯・交通安全課の佐藤和則課長は、「県内の交通事故死者数が増加傾向にあり、『交通死亡事故多発非常事態宣言』の発令を発表した。県全体で交通事故防止対策に取り組んでいくので、ぜひ協力いただきたい」と話しました。
※1 埼玉県交通安全対策協議会では、交通遺児援護基金を設立し、埼玉県からの補助金と交通遺児等の援護を目的として寄せられた善意の寄附金を、県内に在住する交通遺児等に対して援護金及び援護一時金として給付しています。
※2 1986年から旧さいたまコープで寄付活動を開始。2013年からコープみらい、2016年からはコープみらいの「社会貢献基金」を基本財源として引き継ぎ設立したコープみらい財団が本活動に参加しています。
左から県民生活部防犯・交通安全課の佐藤和則課長、コープみらい財団永井伸二郎理事長、コープみらい佐竹美津江理事